毎年秋には工場が小学生でいっぱいになる日があります。
10月に近隣の区の小学3年生80名が大型バスで見学に見えました。
二手にわかれて、プレス成型工場と接着室を見ていただきました。
あいにくの雨で、予定していた前庭を通る移動ができずに、工場の中をすれ違うのはきゅうくつだったと思います。
今後は雨の日対策もきちんとしなくてはと皆で反省しました。
先日先生が、こどもたちひとりひとりのお手紙をきれいに本にしてくださったものを届けてくださいました。
たくさんのお礼の言葉やいろいろな感想、きれいに色を塗ってある絵がぎっしりつまったものでした。弊社スタッフ皆で大切に読み、本当にうれしく、元気を山盛りいただきました。
ほこりトリをやくところを見れておもしろかったです。
いろいろなゴムのにおいがしました。
すんごくゴムのにおいがしました。
マジックペンのにおいのゴムがありました。
できたてのほこりトリはあったかくてきれいでした。
音がうるさかったけれど、こんな仕事をしているんだとわかりました。
もらったほこりトリでどんどんそうじをします。
ほこりトリは家でたいせつばこに入れています。
本当はお仕事をじゃましてしまったのにていねいにおしえてくれました。いそがしいお仕事を休んで話してくれてうれしいです。
これからも元気で、人にやくだつものをつくってください。おうえんしています。
いそがしいときにおじゃまさせてくれてありがとうございました。またいつか行きます。
これからもめいいっぱいがんばってください。
また行けたら行きます。
などなど、これらはすべて3年生の皆さんが書いてくれたものなのです。
日々の忙しさであたりまえに思ってしまっていることや、忘れてしまっていたことを思い出させてくれるような、すばらしいお手紙でした。
ほこりトリや Oリング の絵も上手に書いてありました。
これからもめいいっぱいがんばって、人に役立つものを元気に作っていきます。
またぜひ来てくださいね。
おうえんしてくれて、本当にどうもありがとうございます。みなさんに会えてうれしかったです。
このゴムのにおいや感触、機械の音、工場のひとつひとつ、または交わした言葉のどれかが、いつかみなさんが大きくなって何かをする時にふと思い出したり無意識にでも何かを感じるきっかけになってくれたら本当にうれしいです。
いつもはコワイ顔をしている工場長も、この日のためににおいの違うゴムを焼いておいてみたり、感触の違うゴムを用意してこどもたちが触れるところに置いてみたりしていました。
品質管理部のスタッフが質問に答えたり、紙に書いて説明をしましたが、うまく伝わっただろうか今度はもう少しわかりやすくしなくては、などと反省しておりました。
3年生の皆さん、校長先生、先生方本当にありがとうございました。
皆さんもどうぞお元気で、そしてまたお会いしましょう。